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バカラ エルベフ グラス

 

 

 

 

バカラ|Baccarat

エルベフ 金彩グラス|Elbeuf

制作年代|1890年頃~20世紀初頭
素材・技法|クリスタルガラス、カット、金彩

サイズ|大 直径9.5×高さ20.6cm 中 直径7.5×高さ17.1cm
価格|大 ¥100,000 / 1客 中¥80,000 / 1客
在庫|大 5客・中 6客

 

 

 

 

 

 

 

 

バカラの数あるアンティーク・クリスタルのなかでも、ひときわ華やかな作品。

 

エルベフ”Elbeuf”。

 

鋭く立ち上がる埋め尽くすように刻まれた細かなダイヤモンド状の文様、そして光を受けるたびに星のような輝きを生む放射状のカット。

非常に密度の高いデザインでありながら全体には軽やかな印象があります。

 

 

 

 

 

 

 

エルベフはボウル部分の精緻なカットと装飾的なフットを特徴とする、現在では廃番となったバカラのシリーズです。

本品ではさらに口縁と花弁のように波打つフットの縁へ細く金彩が施されています。

透明なクリスタルの輝きに金色が一本加わることで食卓に置いたときの佇まいに格調が生まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりわけ美しいのがフットです。

上から見ると一輪の花のような輪郭を描き、その内側にも星や植物を思わせるカットが丁寧に施されています。

ボウルだけでなくステム、そしてフットまで視線を止める場所があり、グラスそのものを一つの装飾作品として眺めたくなる仕上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1764年創業のバカラはフランスを代表するクリスタル・メゾンのひとつです。

現在も公式に透明度や輝きに加えダイヤモンド、シダなどに代表される精密なカット技術をメゾンの特徴として挙げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルベフについてはロシア皇帝ニコライ2世との関係を伝える資料や市場記録も見られ、19世紀末から20世紀初頭のバカラを象徴するシリーズのひとつとして知られています。

エルベフにはロシア皇帝ニコライ2世にまつわる逸話も伝えられています。

阪急梅田本店のバカラで伺った話によればニコライ2世は酒を満たしたグラスを飲み干すたび、そのグラスを割ったともいわれています。

現代では一客のクリスタルとして大切に扱われるバカラが、かつて帝政ロシアの華やかな宴席でこれほど豪奢に使われていたという逸話。

その背景を知ると繊細な金彩と眩いカットにもどこか別の時代の空気が感じられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンティークのグラスには飾って美しいものと実際に使って美しいものがあります。

エルベフはその両方を備えたクリスタルだと思います。

光の入るキャビネットに並べれば細かなカットが幾重にも光を返し、それだけで空間の主役に。

一方でワインやお水を注いでテーブルに置けば金彩の細い縁取りがお食事に華やかさを添えてくれます。

今回HEATHでは大・中それぞれ4客ずつをご用意しました。

1客だけを愛用品として選ぶことも、4客を揃えて食卓で使うこともできます。

美術品を眺める時間だけでなく日々の食卓にも古い時代の美しいものを。

HEATHがエルベフをおすすめしたい理由はそこにあります。

 

 

 

 

 

 

※アンティーク品のため、金彩やクリスタルには経年による個体差がございます。